血糖値にネキシウムと胃潰瘍対策に役立つエンメイソウ

日本人の多くがすでに感染していると言われている細菌として有名なものにピロリ菌があります。
ピロリ菌は胃酸によって高い酸性の環境が作られている胃の中でも増えていくことができる特殊な細菌であり、経口感染によって人から人へと感染していくことが知られています。
その感染があることによって胃潰瘍の発症リスクが高まることが知られていることから、その除菌治療が広く行われるようになりました。

また、ピロリ菌への感染によって血糖値の上昇が生じるという報告もあります。
ピロリ菌によって胃の粘膜から放出されるホルモンに影響が生じ、血糖値の制御がうまくできなくなってしまうというのが現在までに解明されているメカニズムです。
そのため、血糖値が高くなってしまうことで糖尿病と診断された人においてピロリ菌感染を疑うことの必要性も示唆されてきています。

ピロリ菌感染がある場合に行わる除菌治療においてネキシウムは胃酸分泌を抑制する目的で用いられる医薬品です。
ネキシウムの作用によって胃酸分泌が抑制されることにより、胃潰瘍の患者であっても胃酸による刺激を緩和しながら治療を行っていくことができます。
胃潰瘍による出血を自然治癒させるためにも胃酸を抑えることが大切であり、ネキシウムはピロリ菌除菌だけではなく、胃潰瘍の治療にも頻用される医薬品となっています。

一方、胃潰瘍を予防する目的でエンメイソウを使用するということも民間療法として知られるようになってきました。
漢方でも用いられるエンメイソウには胃潰瘍の予防や治療に役立つとされており、お茶としてエンメイソウを摂取することによってその予防や治療を行っていくことができるとして注目されています。